バラ園
中之島バラ園を散歩してきました。
曇り空でしたが、明日以降はしばらく雨予報。
数日後には花の見頃が過ぎてしまうかと思い、今日、行くことにしました。
見に行くと言っても、寄り道出勤みたいな感じ。
自転車だと15分程度?
日曜ということもあって、そこそこ人出はありました。
それでも例年の平日より人は少ない感じ。
赤いバラは、もうほんとに薔薇らしい薔薇。
これはティッシュで作ったのを思い出させるような色とボリューム。
色とりどりです。
小ぶりなこれも薔薇です。
これは1900年代の薔薇。
中之島バラ園には、年代ごとに分けられた花壇があるのですが、
古い年代ほど小ぶりで、私たちが薔薇と聞いてイメージするのとは違います。
改良に改良を重ねて、大ぶりな華やかなものが作られていったそうです。
「自然っていいな、癒される」
と、私たちはよく口にするけど、
手つかずの自然は荒々しかったり素朴だったりで、癒しよりも厳しさの方が勝ってる。
花は改良され華やかになり、
野菜や果物も改良されて美味しくなっている。
里山は手を入れないと荒れて災害につながる。
自然なもの、天然のもの、無添加。
そういった言葉には安心安全なイメージを抱きがちだけど、自然の中には菌もウイルスも毒も含まれます。
都合のいい自然はありえない。
過度な加工や添加は問題があるけれど、まったくの自然のままなんて危険性が高すぎる。
今、身近にある自然は、ほぼ全て、人の手が入っています。
(入ってなきゃ共存できない)
その辺りも頭の片隅に置きながら、綺麗なもの、気持ちの良いものを楽しみたいですね。
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