魔法の薬?
緊急事態宣言が延長されました。
まぁ、ほとんどの人が予想してたとおりですね。
で、ニュースなどではしきりに
「ワクチン、治療薬ができれば〜」
って言ってますけど。
なんか、ワクチンや治療薬で全て解決!
みたいなニュアンス感じるんですよね。
ワクチン打てば、薬飲めば、
罹らない、治る。
みたいな感じ。
んなこたぁ、ありません。
ワクチンも治療薬も魔法ちゃうんやから。
これは新型コロナウィルスに限った話じゃなく、どんな病気にも言えます。
有効性がないって意味ではなく。
ワクチンは、打っといた方がいいものが多くあります。
(ちなみに鍼灸師はB型肝炎予防接種が必須です)
自分のためだけでなく、属する社会のためです。
でも基本、病気は自分で治すもの。
薬は治せる体にするためのもの。
薬を飲んで治るのではなく、薬を飲むことで身体の負担を軽減して、治せる力を出させるためのもの。
睡眠、食事などの生活習慣をしっかり整えて、元気な身体であれば、軽い症状ですむし、治りやすい。
不摂生をして調子が悪くなったら薬を飲むというのは、愚の極み。
薬が病気を治すと勘違いしてる人は、意外に多いんです、
そして、効く薬というのは万人に効くと思ってる人も多い。
寝て、ちゃんと食べて(この「ちゃんと」というのは、その人のその時の状態に合った「ちゃんと」なので、〇〇を食べると良い、とかではないです)、ぼーっとリラックスして、動いて、ってするのが大事。
何かの理由で、仕事がクソ忙しいとか、人間関係のストレスきついとか、そんなので眠れないとかリラックスできなくなった時に体が弱る。
弱ると病気になったりする。
しんどいと寝られない、食べられない、リラックスできない、の悪循環。
そんな悪循環に陥った時に、しんどさをとって休めるようにして、体を回復させる、それが薬の役目。
治すのはあくまでも自分の体の仕事。
そして、
鍼灸も治せる体にするための道具みたいなもん。
鍼灸で治るんじゃなく。
ただ、一人一人の体の状態に合わせた施術、様子を見ながらライブで行うものなので、一律に作られた薬より融通はきく。
施術中にいろいろ話したり、寝落ちしたり、そんなのも含まれるので、なかなかにいいもんです。
0コメント