養生
ジムが休業中なので、明らか運動量が減ってます。
動かないとお腹が空かない→食べるの忘れる
というパターンになっちゃうので、暇を見つけては(まぁ今はほぼ暇ですが)大阪城を散歩してます。
同じように散歩してる人、走ってる人はそこそこいますが、全体的に閑散としてて快適です。
今日は花のシーズンが終わった梅林を散策。
さすがに誰とも会わなかった〜
黒っぽい枝と、ちょこっとの葉。
けっこう殺風景。
でも梅の実を見つけました。
一重野梅という品種でした。
私は梅の樹の姿形が好きです。
カクカク曲がった枝ぶりが好きです。
水墨画っ! みたいなあの形。
あれって適宜、枝を切ってるから出来上がる形なんですよね。
数年先、数十年先を見てデザインされてるわけですね。
盆栽も同じようにして育てていると聞いたことがあります。
高齢の盆栽作家さんは「自分が生きてる間に完成した形は見ることができないかも」と言いながら、剪定している。
自然相手の仕事は、先々の気候や環境の変化なども考慮しながら、何年も先の姿を思い描き作っていく。
養生も、そういう類のものです。
身体という自然なものの、数年先の状態を思い描いて整えていく。
すぐに結果の出るものも中にはありますが、たいていは何日、何週間、何ヶ月、何年と経ってから実感されるものです。
「そういえば最近、疲れにくくなったな」
「今年はひどい風邪、ひかなかったな」
「いつの間にか便秘しなくなってる」
なんて感じに、気がつけばとか、いつの間にか、と実感されるもので、まぁ地味なもんです。
「たったこれだけで」「あっという間に」「すぐできる」的なものばかりが流行り、もてはやされる傾向の昨今ですが、地味な事をこつこつ日々続けることが一番ってことは、みんな気づいてるやろ?
目に見える結果がすぐにわからないから続けられないのも。わかってるやん?
養生は日々の生活。
鍼灸は養生の一種ですが、あくまでヘルプです。
ヘルプやけど、かなり強力な助っ人ではあります。
日々の生活を大事にしつつ、時には鍼灸の養生も取り入れてね。
しょっちゅう取り入れてくれてもいいけどね。
今出鍼灸院は通常通り開院しています。
現在、ご予約はお電話での対応のみです。
(来月以降はネット予約の対応を再開します)
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