鍼って痛い?

定番の質問です(^^)

痛いか、痛くないか となると、

ほぼ痛くない

です。

ただし、なんの感覚もないわけではありません。

ぼわん ときたり、

ずーん ときたり、

ふわぁっ ってなったり、

うおぉ となったり、

はあぁ~ ってなったりします。

いわゆる 鍼響 というもの。

鍼の響き。

痛い というより こたえる という感じ。

また、暖かくなったり、流れてく感覚を得たりもします。

たまに、

『悪いところが痛いん?』

と訊かれますが、

『こたえる』という意味の『痛い』なら、そういうこともあります。

ほんとの『痛い』 ちくちくするとか、つねられてるみたいな痛さ、だったら、違います。

基本的には、

『痛い』のは、良くない鍼。

打ち方が悪いんです。

また、

刺激が強い方が効くと思われてる方も多いのですが、

(これはマッサージなどでもそうですが)

そんなことはないです。

深く刺せば効くというものでもないし、

刺さない鍼、ごく浅く刺すだけの鍼でも、効きます。

患者さんの状態、体質、刺鍼の目的、

その他いろいろな要素を絡めて、刺激量を見極めます。

同じ患者さんの、同じ症状(たとえばAさんの腰痛治療)であっても、

その日のAさんの状態によって、選ぶツボも刺激量も違ったりします。

皮膚の状態や、脈状などから判断していきます。

鍼は 痛くないです。

痛みを与えると、体が緊張して、氣の流れがスムーズにいきません。

痛みを与えず、気持ちいい響きを与える。

そういう鍼が 本当に効く鍼です。

ほんの僅かな力の加減、深さ、取穴の位置、鍼の操作、術者の手。

それらのミクロな差が、大きく効果に差をつけます。

凡人鍼灸師の私は、まだまだ 「ここやっ」 てとこ(本物のツボ)に ばしっと当たることは少ないです。

髪の毛よりも細い鍼で、鍼の先っちょで、

目に見えない経穴をとらえるべく、日々、精進するのでした。

名人になるには寿命が足りないかもしれないけど(笑)

100歳 現役 目指してます。


(アメブロ過去記事を編集・再掲載してます)

鍼 時々 お灸

知ってるようで知らない 鍼灸の世界。今出鍼灸院の院長が勝手にナビ! 鍼灸や東洋医学の話だけでなく、日々思うことなどもあれこれ綴ります。